FRPとは繊維強化プラスチックス(FiberReinforceedPlastics)の略称で、他の防水材とは比較にならない程高硬度で、耐久性と防水性を有しているのが特徴です。
しかし硬くて接着力が強いので下地の動きに追従できず割れてしまうことがあります。
紫外線や高温・低温にも対応できることから、近年、幅広く利用されるようになり、毎日の洗濯物干しや、家庭菜園・ガーデニング・屋上緑化など、歩行頻度の高い屋上に最適な防水です。
また、防水性が高いことから水によって建物が侵蝕されやすいベランダや浴室などにも適しております。
特に、一般住宅では普及率が年々高まっており、木造住宅のベランダでは8割以上がFRP防水と言われています。
[メリット]
狭いスペースでも施工ができる。
軽量で強度が高い。
様々な形状に対応でき、着色が自由なのでデザイン性がある。
すぐに乾くので短工期で施工可能。
継ぎ目がないので、防水効果が高い。
[デメリット]
施工範囲が広範囲の場合、高額になる。
素材自体の強度が高い為、伸縮性が低く大きな動きに弱い。